競馬番組表改革も3回目になるが、果たしてJRAで番組編成している人の目に留まるのだろうか。稚拙な文章なので読んでもらえないだろうけど、元々自慰行為みたいなものだったので、とりあえず最後まで書き上げたい。
これまで
その1で中央・地方を統一して競馬場を改修することを提言してきた。
そして
その2でこれまでの番組の問題点を解消する方向性を書いてみた。
その1とその2を書いた後、それに基づいてG1とG2の番組表を作成してみた
G1 高松宮杯 中京ダート2000m 4歳以上
G2 弥生賞 中山芝2000m 3歳
G2 東京大賞典 大井ダート2400m 4歳以上
G1 宝塚記念 阪神芝2400m 4歳以上
G1 桜花賞 阪神芝1600m 3歳牝馬
G1 皐月賞 中山芝1600m 3歳
G2 京都大賞典 京都芝2400m 4歳以上
G2 ヴィクトリアS 東京芝2000m 3歳牝馬
G2 スワンS 京都芝1600m 3歳以上
G2 毎日王冠 東京芝2000m 4歳以上
G1 優駿牝馬 東京芝2400m 3歳牝馬
G1 東京優駿 東京芝2400m 3歳
G1 ジャパンカップスプリント 4場持回ダート1200m 3歳以上
G1 ジャパンカップマイル 4場持回芝1600m 3歳以上
G1 ジャパンカップダート 4場持回ダート2000m 4歳以上
G1 ジャパンカップターフ 4場持回芝2400m 4歳以上
G2 名古屋優駿 中京ダート1900m 3歳
G2 ステイヤーズS 新潟芝3200m 4歳以上
G2 スーパーダービー 大井ダート2400m 3歳
G2 クィーンS 札幌芝1800m 3歳以上牝馬
G2 ターフチャンピオンシップ 札幌芝2000m 3歳以上
G1 ダービーグランプリ 盛岡ダート2000m 3歳
G2 ダートチャンピオンシップ 札幌ダート2000m 4歳以上
G2 CBC賞 中京ダート1200m 3歳以上
G2 ジュヴェナイルS 新潟芝1200m 2歳
G1 阪神大賞典 阪神芝3000m 4歳以上
G2 NHK杯 阪神芝2400m 3歳
G1 スプリンターズS 新潟芝1200m 2歳以上
G2 ディスタフS 盛岡ダート1800m 3歳以上牝馬
G1 南部杯 盛岡ダート1600m 3歳以上
G1 菊花賞 京都芝3000m 3歳
G1 天皇賞 京都芝3200m 4歳以上
G2 京王杯 東京芝1400m 3歳以上
G1 皇后賞 京都芝2000m 3歳以上牝馬
G1 帝王賞 大井ダート2000m 3歳以上
G1 安田記念 東京芝1600m 3歳以上
G1 フューチュリティS 阪神芝1600m 2歳牡せん
G1 ジュヴェナイルフィリーズ 中山芝1600m 2歳牝馬
G2 ホープフルS 中山芝2000m 2歳
G1 有馬記念 中山芝2000m 3歳以上
ざっとこんな形になった。G2を出来るだけ少なくしようとしたが、各路線のモチベーションになる3冠体系を作りたかったのでこれだけの数になってしまった。
現行のレースと異なるところを中心に説明したい。
まず、高松宮杯。何かの不手際でこの名前を使えなくなってしまったらしいが、是非この名前の復活を望むとともに、このレースをドバイワールドカップの選考レースとした。前身のレースはもちろんフェブラリーSであるが、東京集中問題と俺が提言しているダート路線の中核競馬場として中京をアメリカンタイプにすることなどを総合してこの時期にこのレースを置く。このような改革が無いと中京競馬場もレベルが低い馬しか走らなくなり、現行の高松宮記念やその他のG2も廃れていくだろう。
現行でもG1.5とか言われることがある宝塚記念を桜花賞の前に持ってきて距離も2400mとして、単なるその後のジャパンカップのステップレースではなく、冬に活動してきた馬たちの目標になるローテーションになるように考えた。もちろん有力馬のその年の始動レースにもなる。その後ジャパンカップに直行するもよし、その間に用意した京都大賞典、毎日王冠を経由するもよしの番組として、古馬中長距離路線を整備した。
皐月賞を1600mにして本家のイギリスと同様の3冠体系にした。
3歳牝馬は秋の秋華賞を廃止する代わりに、桜花賞とオークスの間に中間距離のレースをG2として配置し、3冠体系は維持。ローテーションは過酷になるが、いきなり800m伸びるよりもという馬には良いであろうし、G2にしておくことでスキップすることも選択肢の一つになる。
ジャパンカップは4レースを4場(東京、中山、京都、阪神)で持ち回りで開催し、1日に4レース行う。この時期なら海外の有力古馬の参戦は多いに期待できるだろう。ドバイとキングジョージの間にビッグな賞金が出るレースとなれば無視はしないだろう。
夏競馬を充実させ、この時期にダート3歳3冠や秋のG1で締めくくられるような牝馬3冠や長距離3冠、短距離3冠の体系を確立させる。
ターフチャンピオンシップは現行の札幌記念を格上げしたようなレースとし、凱旋門賞へのステップレースに出来るような馬場開発がポイント。ダートチャンピオンシップもブリーダーズカップクラッシックへの選考レースになる。
秋は短距離王を決めるスプリンターズSからG1が始まるが、ジュヴェナイルSの勝馬の2歳馬にも出走権を与えたい。これはヨーロッパの短距離レースを模している。
ダートは南部杯から帝王賞につながり、マイルは京王杯から安田記念につなぐ。
NHK杯を阪神にして2400mとすることで菊花賞につながるレースになる。
秋に移動した天皇賞も古馬のレースとして、菊花賞との差別化を図る。
エリザベス女王杯を皇后賞と名前を変え、日本の牝馬の頂点であるという格を上げる。
2歳路線は従来の朝日杯フューチュリティSを中山から阪神にして名前も朝日杯を外す。企業名があるG1は無くしたほうが良い。どうしても冠名を入れたいのなら、G2のレースに入れ、朝日の場合は確実な記事を書くことを国民と約束しなければならない。ジュヴェナイルフィリーズも中山にする。それぞれ3歳3冠でレースをしない競馬場への移動である。
2歳3冠体系の確立。ジュヴェナイルS、フューチュリティS(ジュヴェナイルF)、ホープフルSを2歳3冠とする。また、ホープフルSは有馬記念と同日の前のレースに行う。
そして、最後に有馬記念。JRAがそれまで地方競馬であった大井競馬も傘下に置くことで、有馬記念を大晦日に執り行うことが可能になる。有馬記念を大晦日に行い国民的行事にしてしまい、日本最高峰のレースにして将来的には世界最高峰のレースに育てる。
海外馬の出走枠を設け、当年の凱旋門賞馬には優先招待出走権を与えて出走を促す。優先順位は凱旋門賞、キングジョージ、BCクラッシック、BCターフ、ドバイワールドカップ、英ダービー、ケンタッキーダービー、愛ダービー迄。優先出走権に昨年まであったワールドシリーズのレースの勝馬を優先順位で出走権を与えるが自費登録とする。
国内馬においては当年のG1の勝馬に優先出走権を与える。強くても当年G1を勝っていないと出走できないこともありうるようにする。
各路線のほぼ中間が芝2000mなので距離もこの距離に短縮。2000mの天皇賞廃止も有馬記念を2000mにするためである。
有馬記念の売上だけでも現在の150%になるような気がしてきたし、全国区になった東京大賞典の方が売上は上がるだろうから有馬記念を大晦日にすることは主催者側からも大歓迎では無いだろうか。また、これだけの大レースを更にグレードアップさせ、大晦日に行うことで競馬人口も増えるだろうから年間を通しての売上増も期待できるだろう。
ファンとしても年越しを夢見ることが出来るし、良い意味での興奮状態で新年を迎えられたら気分が良いだろう。外れて新年を迎えても納得できるレースをすれば気分が良い新年を迎えられると思う。
また、賞金面では有馬記念の1着賞金を3億6千万円にするなどメリハリをつけた賞金体系を作る。G2が減ることによって浮く賞金をG1や下級レースに分配する。JRAとしては総賞金は増やさず、今まで地方競馬で少なかった賞金に分配する。G2が少なくなる分には馬主にとっては困ることかもしれないが、賞金が増えるレースも多くなるのでチャンスは増えることになるし、強い馬の馬主になったら有馬記念に勝てばよくなるし、上記の3冠にボーナスをつけることによってメリットを増やしていけば良い。
ファンにとっても、JRAにとっても、陣営にとっても、馬主にとっても、そして馬にとっても良い案であると俺は思うんだがどうなんだろうか。
問題はたくさんあるが一ファンの戯言として提言したい。JRAの番組編成担当者の方に何かヒントとして届けばファン冥利に尽きる。
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